松戸市平賀にある日蓮宗の寺院、あじさい寺、朗門の三長三本の本山

本土寺について(縁起)

 

当山は、もと源氏の名門平賀家の屋敷跡と伝えられ、今を遡ること七百数十年前の建治三年(一二七七年)に、
領主の曽谷教信の協力により領内の地蔵堂を移して法華堂として始まり、
後に日蓮聖人より長谷山本土寺と寺号を授かりました。

池上の長栄山本門寺、鎌倉比企ヶ谷の長興山妙本寺と共に、朗門の三長三本と呼ばれ、宗門屈指の大山として
末寺百数十を統べ、 山内は四院六坊がとりまく十四間四面の本堂を中心に七堂伽藍がその山容を誇ったもので
ありますが、惜しいかな度々の不受不施の法難と明治維新の廃仏毀釈運動のために衰減し、
今は昔の偉容はとうてい伺えません。

しかしながら三聖人ご出生の聖跡として今なお名高く又、
開運、安産、乳出子育、学業増進、所願成就のご霊験で知られる名刹であります。

三聖人と申しますのは平賀家の三兄弟で、師孝第一と讃えられる日朗聖人、日蓮大聖人に次ぐ偉聖と崇められる
日像聖人、そして池上本門寺、比企ヶ谷妙本寺の大成者日輪聖人であります。
   
また日像聖人を祀る像師堂側らのご誕生水は乳出のご霊水といわれ、
七百年の昔よりご利益は不思議な程であり、近年までは祈願者が続いたものであります。
 
こんにち、「あじさい寺、花の寺」として親しまれている本土寺の本土とは「我此土(わがこのど)」
つまり、お釈迦様が本当の佛、本佛となって住む国土「本土」に由来します。
また花は、本佛に捧げる花であり、宝樹であります。
   
お釈迦様(本佛)のお姿は草木国土も成佛させようという慈悲の光に輝いております。    

皆様の心にも永遠の安らぎが与えられますように。

 
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